ちょっとした自分話。




※重いです。しかもジャニーズ関係ない、私どうしたらいいんだっていう話です。読んでいただけたら嬉しいです。








もうかれこれ数ヶ月前の話、母が急に
「これ、先生に読んでもらって」と言って、封筒を渡してきて。
中身はどうやら本らしい。皆目検討もつかぬ。

まあお母さんが先生(つまり私の担任)に渡す本なのだから、私のことに関係のある本なんだろうな。気になるな。見ようかな。とか思いつつ、とりあえず先生に渡して。
で、しばらくしてから先生からその本が戻ってきた。…やっぱり気になるわけです。まあ見て損は無いだろうと思ってかるーい気持ちで封筒の中を覗いたんです。そしたらタイトルがね、



アスペルガー症候群について」


…………。
アスペルガー?なんだそれ、聞いたことねえな。症候群ってついてるってことはつまり病気?え、なんの病気?



まじかよ……と混乱しつつ本を開いてさらに混乱。てかびっくり。
アスペルガー症候群、知ってる方もいらっしゃるとは思いますがどうやら発達障害の一種だと。発達障害ってあれじゃん、自閉症とかやろ?小学生のときに特別学級の子らがいて、こういう人達が特別学級にはいます、だからこういう接し方してあげてねとかなんとかって、散々先生に言われてたし。
そうなのかー、私確かに変な子だって自覚してたけど、脳(?)がおかしいのか。まあ、症状全てに当てはまってるわけでもなけりゃ、病院でちゃんと診断してもらった訳でもないから完全なアスペルガーだとは言いにくいとは思うんだけど。ぐぐってみつけた簡単チェックでは診断ギリギリの点数だった。すげえ微妙。




で、その本、母が私のあてはまる症状のところに折り目つけてて。それ読むと、びっくりするくらい当てはまるんですよね。


例えば、人の気持ちがわからない。これ、母とケンカしたときに何度口にしたことか。これ言ったら相手がどう思うかとか、簡単なこと(はっきりとした悪口とか)はわかるんだけど、遠回しに相手を傷つける言葉とか、そういう判断が全然つけられない。
だから人と話すのに慎重になる。「これ言っても大丈夫かな」って、いっぱいいっぱい考えてから話す。それでも言葉を発した後は90%後悔するし、興奮したりジャニーズの話とかしてるとうっかり何も考えずに喋っちゃって、その後数時間はクヨクヨしてる。
ブログ書く時も、誰かを傷つけないように人の意見をたくさん読んでから書くから、この前書いたけど、いつのまにか自分の意見じゃなくなってる。しかもブログあげたあとにやっぱり後悔する。全部消したくなる。だからブログが続かない。毎日毎日その繰り返しなんですよね。


それに、自分の好きな人ら(まあ、ジャニーズなんですけど。)がたまに好きな女の子のタイプで「人の気持ちがわかる人」、逆に苦手な子のタイプで「人の気持ちがわからない人」って言ってるの雑誌とかで見ると死にたくなる。人の気持ちなんてどうやったらわかんだよ。って泣きそうになりながらちょっと怒ってる。怒っても仕方ないのはわかってます。


他に、変なとこで意見を(悪い意味で)曲げないとか。こだわりが強いっていう?
小学生のときにグループでつるんでて、その中に苦手な友達がいたから、みんなで追放しちゃおうっつって(いじめってやつです)紙にそういう文を書いてその子に渡したんです。案の定その子は泣いて、先生が飛んできて、そしたらほかの子はすぐに謝って。
でも私は、全く謝る気になれなくて、それどころか「さっきまでみんな一緒に言ってたのになんでそんなすぐ意見変えて謝っちゃうの?」ってすごく強く思った。まあ即私だけが悪者になったから、先生に「私ひとりだけでやったから、いじめじゃない」ってひたすら言ってた記憶があります*1
小学生の頃はこんなことが結構頻繁に起こってて*2、卒業まで「親友」はできなかったし、結局ずっと1人で行動してたなあ。いや、親友できた時もあったんだけど、途中で決裂した。


あとは、何か人に言われたとおりに動く時に、具体的にどうすればいいのか言ってくれないとどうしたらいいかわからない。具体的に言ってくれなくて(「自分で考えろ」って言われて)、自分で考えて動いたらそれが間違ってて怒られたことなんか千度じゃ済まない。んでその時は「わからないことがあったら聞いて」て言われる。
これは人に聞いていいこと、これは自分で考えないとだめなこと、そこの区別わかんないよ。だから行動するときだってすっごくよく考える。で、間違える。大人に聞くならまだしも、友達に聞くのは申し訳ない。いや、「細かいとこまでいちいち聞くなや」って声が聞こえてきそうで怖い。結局自分のことしか考えてない奴です。んでここで、「人の気持ちがわからない」に戻る。そう、無限ループってやつですね!





他にも、やりたくないことはどんな手を使ってでもやらないとか、注意散漫なとことか、会話を続けるのが苦手とか、でも話出したら止まらないとか(この記事もそうだわ…)思い当たることが本当に色々ありすぎて全部書いてたらエピソードだけで一万字インタビューできるんじゃね、ってくらい。つまりまとめると、「自分で考えるのがとてつもなく苦手」なんだと思います。



で、話はどっかに戻って。その本を読んでから2回ほど、テレビでアスペルガー症候群の特集?をしてるのを偶然みました。「私そこまでじゃないな(って言ったら失礼かな…)」って思う部分もあれば、「うわ、わかるわ……」って部分もあって、本当もう、どうしていいかわかんないです。そこで紹介されてたアスペルガーの子みたいに何か「すげえ!」ってなるような長所*3があるわけでもなく、どっちつかずって感じで。数字は得意っちゃ得意だけど、数字勉強したい!将来そういう仕事に就きたい!って訳じゃないしなあ。なんか、悪いとこだけかいつまんでない?それって1番最悪やんクズやん。あー死にたい。


アスペルガー症候群って人にたやすく言えるもんじゃないと思ってる(勝手に)から、友達どころか母ともこの話は全くしたことなくて、だから周りにももしかしたらアスペルガーの人がいるのか、それとも珍しいのか。私のこの症状が、アスペルガー症候群特有のもんなのか、案外アスペルガーじゃなくても悩んでる人がいるのか。病院には行くべきなのか、別に行かなくてもいいのか。全部わからなくて、結局1人でウンウン考えるしかなくて。
だから今回、自分の話を聞いてほしいのとともに、他にもこういうことを経験してる人がいるのか聞きたくて、このブログを書かせていただきました。


が。


まだまだこれだけじゃなくて、それはもうたっくさんのことで頭がいっぱい。アスペルガーの症状なら、と自分で許せる範囲を超える自分のクズさ。




またいつか書きます。

*1:その頃は、複数人で1人を攻撃すること=いじめで、1vs1はいじめじゃないと思ってた

*2:私が起こしたんだけど

*3:その子はたしか絵だったかしら